DIAMOND WATCHES
ラグジュアリーは、少し派手なくらいがちょうどいい。春に映えるダイヤモンドウォッチ特集【中編】
春の装いには、軽さがある。
だからこそ、手元に少し強い時計を持ってくると、全体のバランスが一気に変わります。シンプルな服に、存在感のある時計。大人の着こなしにおいて、この組み合わせはかなり効くはずです。
ダイヤモンドウォッチというと、どうしても“特別な人のための時計”という印象があります。もちろん実際に特別な時計ではありますが、見方を変えれば、装いに個性を足すための究極のアクセサリーとも言えます。
中編では、アート性、王者感、ジュエリー性。それぞれ異なる角度から“光る時計”を楽しめる3本を紹介します。
同じダイヤモンドウォッチでも、“光り方”はブランドで変わる
ダイヤモンドウォッチと聞くと、まず思い浮かぶのは強い輝きや華やかさかもしれません。
ただ、実際にはブランドごとに表情は大きく異なります。アートピースのように楽しめる一本もあれば、王道の高級時計としてまとまった一本、ジュエリーとしての美しさを前面に出した一本もあります。
大切なのは、単に“派手な時計”として選ぶのではなく、自分の装いにどんな華やかさを足したいかを考えること。
春先の軽いスタイルには、少し強い時計がよく映えます。服をシンプルにして、手元でしっかり遊ぶ。それくらいの余裕があると、大人の着こなしはぐっと楽しくなります。
Hublot|MP-15 タカシムラカミ トゥールビヨン サファイア レインボー






村上隆氏の“お花”をモチーフに、サファイアとレインボーカラーの輝きを組み合わせたアートピースのような一本。
MP-15 タカシムラカミ トゥールビヨン サファイア レインボー
ウブロと村上隆氏によるコラボレーションは、時計という枠を軽々と超えてくる。
MP-15 タカシムラカミ トゥールビヨン サファイア レインボーは、村上氏のアイコンである“お花”をモチーフにした、世界限定20本のエクセプショナルピース。サファイアクリスタルの透明感、レインボーカラーのジェムストーン、そしてウブロ初のセンタートゥールビヨン。要素だけを並べても、かなり濃い一本です。
この時計の魅力は、ラグジュアリーなのにどこかポップなところにあります。
いわゆるクラシックな高級時計とは異なり、アート、ストリート、現代的な感覚が混ざっている。だから、春先の装いにも意外と相性がいい。白Tに軽いブルゾン、あるいはブラックのミニマルなスタイルに合わせるだけで、手元が一気に主役になります。
“高級時計はこうあるべき”という固定観念から少し離れたい人には、かなり刺さる一本です。
商品情報
ブランド:Hublot
モデル:MP-15 タカシムラカミ トゥールビヨン サファイア レインボー
リファレンス:915.JX.4802.RT.1199
ケース:ポリッシュ仕上げサファイアクリスタル
サイズ:42mm
ムーブメント:HUB9015 手巻きトゥールビヨン
価格:JPY 52,734,000
Rolex|デイデイト 40 Ref. 228396TBR



プラチナケース、パヴェダイヤモンド入りダイアル、ダイヤモンドベゼルを備えた王道のラグジュアリーモデル。
デイデイト 40 Ref. 228396TBR
ロレックスのデイデイトは、やはり特別です。
その中でもプラチナケースにダイヤモンドを組み合わせたRef.228396TBRは、まさに王道のラグジュアリーウォッチ。パヴェダイヤモンド入りダイアルに、バゲットカットダイヤモンド、さらに6時と9時にはバゲットカットサファイアを配しています。
ロレックスらしいのは、どれだけ華やかにしても“実用時計”としての輪郭が崩れないところ。
100m防水、自動巻キャリバー3255、約70時間のパワーリザーブ。見た目は華やかでも、時計としての信頼感はしっかりあります。そこが、デイデイトをただの宝飾時計で終わらせない理由でしょう。
春先なら、ネイビーのジャケットや白シャツに合わせたい一本。時計の存在感が強い分、服は端正にまとめる。それだけで、かなり完成度の高い大人の手元になります。
商品情報
ブランド:Rolex
モデル:デイデイト 40
リファレンス:228396TBR
ケース:プラチナ、ダイヤモンド
サイズ:40mm
防水:100m
ムーブメント:キャリバー3255
価格:¥21,642,500
Harry Winston|Ocean Date Moon Phase Automatic 42mm - Limited Edition



約38カラットものダイヤモンドを贅沢に配した、ハリー・ウィンストンらしいハイジュエリーウォッチ。
Ocean Date Moon Phase Automatic 42mm - Limited Edition
ハリー・ウィンストンが手がける時計は、やはりジュエリーとしての説得力が違います。
Ocean Date Moon Phase Automatic 42mmの限定モデルは、約38カラットものダイヤモンドを贅沢に配したハイジュエリーウォッチ。ケース、ダイヤル、バンドに至るまで、バゲットカットダイヤモンドやラウンドブリリアントカットダイヤモンドが惜しみなく使われています。
それでいて、ムーンフェイズというロマンチックな機能を持っているところがいい。
単なる“光る時計”ではなく、月の満ち欠けを手元で楽しむ時計。華やかさの中に、どこか詩的なムードがあります。春の夜、少しドレスアップした装いに合わせるなら、これほど雰囲気のある一本もなかなかありません。
限定5本という希少性も含めて、日常使いというよりは、特別な場面のための一本。時計であり、ジュエリーであり、ひとつの作品と言えます。
商品情報
ブランド:Harry Winston
モデル:Ocean Date Moon Phase Automatic 42mm - Limited Edition
商品番号:OCEAMP42RR004
ケース:18Kローズゴールド
サイズ:42.2mm
ムーブメント:機械式自動巻き HW3203
限定:5本
まとめ:自分のスタイルに合う“光の種類”を選ぶ
中編で取り上げた3本は、それぞれ“光り方”がまったく違います。
ウブロはアートとして光る。
ロレックスは王道として光る。
ハリー・ウィンストンはジュエリーとして光る。
同じダイヤモンドウォッチでも、ブランドの哲学が違えば、見え方も大きく変わるもの。春先の装いに取り入れるなら、単に派手な時計を選ぶのではなく、自分のスタイルに合う“光の種類”を選びたいところです。
華やかさは、使い方次第で品になる。
大人の手元には、そのくらいの遊びがあってもいい。
今回紹介したブランド
各ブランドの歴史や定番モデル、WARDROBE LAB内の関連記事はこちらから確認できます。
WARDROBE LAB編集部のひとこと
ダイヤモンドウォッチは、時計好きだけでなくファッション好きにも響くジャンルです。
特に春先は、服がシンプルになる分、時計の個性がよく見えます。無難にまとめる日があってもいい。でも、たまには手元だけ思い切り攻める日があってもいいと思います。
今回の3本は、どれも光り方が違うのが面白いところ。派手さだけでなく、自分のキャラクターに合う一本を選ぶ視点が大切です。