時計というより、もはや手元のアート。攻める大人のダイヤモンドウォッチ特集【後編】

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DIAMOND WATCHES

時計というより、もはや手元のアート。攻める大人のダイヤモンドウォッチ特集【後編】

ダイヤモンドウォッチの面白さは、単に高価な石を使っていることではありません。

ケースの形、ムーブメントの見せ方、素材の組み合わせ、ブランドの思想。そのすべてが重なったとき、時計はアクセサリーを超えて、手元にのせるアートのような存在になります。

後編では、より個性の強いモデルを中心に紹介します。

クラシックな上品さというより、攻めたデザインやメカニズム、独自の世界観が際立つ時計たち。春先の軽い装いに、あえてこうした一本を合わせると、スタイルに強烈な個性が生まれるはずです。

ダイヤモンドウォッチは、手元で個性を語る時計でもある

ダイヤモンドをまとった時計には、華やかさだけでなく、ブランドの考え方やデザイン哲学が強く表れます。

王道のラグジュアリーとは違う方向に振り切った時計ほど、その個性は濃くなるもの。

機械式時計としての複雑さ、ジュエリーとしての輝き、ファッションアイテムとしての存在感。それらが重なると、手元は単なるアクセントではなく、スタイルの主役になります。

後編で紹介するのは、まさに“手元で語る”タイプの時計たち。万人向けではないかもしれませんが、だからこそ惹かれる一本があるはずです。

01

Richard Mille|RM 17-01 トゥールビヨン

Richard Mille RM 17-01 トゥールビヨン 正面
Richard Mille RM 17-01 トゥールビヨン ディテール
Richard Mille RM 17-01 トゥールビヨン ケース
Richard Mille RM 17-01 トゥールビヨン 裏面
Richard Mille RM 17-01 トゥールビヨン パワーリザーブ
Richard Mille RM 17-01 トゥールビヨン ファンクションインジケーター
Richard Mille RM 17-01 トゥールビヨン ムーブメント
Richard Mille RM 17-01 トゥールビヨン ケースサイド
Richard Mille RM 17-01 トゥールビヨン ディテールカット

メカニカルな緊張感とジュエリーの華やかさがぶつかる、リシャール・ミルらしいトゥールビヨン。

RICHARD MILLE

RM 17-01 トゥールビヨン

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リシャール・ミルの時計は、いつ見ても“機械を身につける”感覚があります。

RM 17-01 トゥールビヨンは、特徴的なトノー型ケースに、手巻きトゥールビヨンムーブメントを搭載したモデル。パワーリザーブインジケーターやファンクションインジケーターなど、機械式時計としての見どころも多い一本です。

今回の切り口で見るなら、注目したいのはバゲットセッティングによる華やかさと、リシャール・ミルらしいメカニカルな緊張感の組み合わせ。

ダイヤモンドウォッチでありながら、甘くならない。むしろ、かなり硬派に見えます。スケルトン構造やチタン製の地板、ブリッジが生む工業的な美しさが、宝石の輝きと絶妙にぶつかっている印象です。

春先なら、モノトーンの装いに合わせたいところ。時計の存在感が強いため、服は削ぎ落とすほど映える。まさに、手元で語るタイプの一本でしょう。

商品情報

ブランド:Richard Mille
モデル:RM 17-01 トゥールビヨン
ムーブメント:手巻きトゥールビヨン
パワーリザーブ:約70時間
特徴:トノー型ケース、スケルトン構造、パワーリザーブインジケーター

02

GaGa MILANO|TBR10

GaGa MILANO TBR10

18Kゴールドに約15カラットのダイヤモンドを組み合わせた、存在感の強いトゥールビヨン。

GAGA MILANO

TBR10

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ガガミラノのTBR10は、分かりやすく強い。

18Kゴールド、トゥールビヨン、そして15カラットのダイヤモンド。ブラックダイヤモンドとホワイトダイヤモンドを組み合わせた一本は、控えめという言葉からはかなり遠い存在です。

ただ、この“振り切り方”こそがガガミラノらしさでもあります。

クラシックな高級時計の文脈とは少し違う。どちらかといえば、ファッション、カルチャー、ステージ感に近い。装いの中に遊びを入れたい人、時計でキャラクターを出したい人には、かなりわかりやすい選択肢になります。

春先のスタイルなら、きれいめに寄せるより、少しストリート感のある装いに合わせたい。黒のブルゾン、ワイドパンツ、シンプルなTシャツ。その中でTBR10を効かせると、時計の強さが自然に生きます。

商品情報

ブランド:GaGa MILANO
モデル:TBR10
ケース:18Kゴールド
ムーブメント:手巻きトゥールビヨン
ダイヤモンド:約15ct
価格:13,200,000円(税込)

03

CVSTOS|CHALLENGE SEA-LINER DOUBLE TOURBILLON RAINBOW

CVSTOS CHALLENGE SEA-LINER DOUBLE TOURBILLON RAINBOW 正面
CVSTOS CHALLENGE SEA-LINER DOUBLE TOURBILLON RAINBOW ディテール

2基のトゥールビヨンとレインボーサファイアで、非日常のラグジュアリーを表現した一本。

CVSTOS

CHALLENGE SEA-LINER DOUBLE TOURBILLON RAINBOW

公式サイトで見る

クストスのチャレンジ シーライナー ダブル トゥールビヨン レインボーは、名前からしてすでに強い。

18Kレッドゴールドのケースに、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクのサファイアをセッティング。さらに2基のトゥールビヨンを搭載したスケルトン構造の文字盤。まさに、ハイテク、スポーティ、ラグジュアリーを全部盛りしたような一本です。

コンセプトは“ギガヨット”。

海の上に浮かぶラグジュアリーホテルのような世界観を、時計として表現しています。だからこそ、ただ派手なのではなく、どこかリゾート感や非日常感がある。

春先から初夏にかけて、軽い装いに合わせるならかなり相性がいいでしょう。特に白やベージュ、ネイビーといった清潔感のある色に合わせると、レインボーカラーの輝きが引き立ちます。

これは日常に馴染ませる時計というより、日常を少し非日常に変える時計と言えます。

商品情報

ブランド:CVSTOS
モデル:CHALLENGE SEA-LINER DOUBLE TOURBILLON RAINBOW
商品番号:CVT-SEA-DB-T-RB 5N
ケース:18Kレッドゴールド
ムーブメント:手巻き、ダブルトゥールビヨン
サイズ:53.7mm × 41mm
防水:100m
価格:¥58,850,000(税込)

04

Piaget|Piaget Polo Emperador ウォッチ G0A33075

Piaget Polo Emperador ウォッチ イメージ
Piaget Polo Emperador ウォッチ ディテール
Piaget Polo Emperador ウォッチ G0A33075

ブラックストラップが全体を引き締める、品のあるジュエリーウォッチ。

PIAGET

Piaget Polo Emperador ウォッチ G0A33075

公式サイトで見る

ピアジェのPolo Emperadorは、今回の中では少し落ち着いた華やかさを持つ一本です。

18Kホワイトゴールド製ケースに、ラウンドブリリアントカットダイヤモンドをセット。レクタンギュラー型のケース、グレーのダイヤモンド文字盤、ブラックのアリゲーターストラップ。その組み合わせにより、華やかさの中にもクラシックな品が漂います。

全面ブレスレットのダイヤモンドウォッチとは異なり、ブラックストラップが全体を引き締めているのがポイント。

ギラッと光るけれど、どこか知的。スーツやジャケットスタイルにも合わせやすく、今回の特集の中では比較的“現実的に装いへ落とし込みやすい”一本かもしれません。

春先なら、グレーのジャケットや黒のニットポロに合わせたいところ。手元だけが主張しすぎず、全体に品のある華やかさを足してくれます。

商品情報

ブランド:Piaget
モデル:Piaget Polo Emperador ウォッチ
リファレンス:G0A33075
ケース:18Kホワイトゴールド、ダイヤモンド
サイズ:46 × 36mm
ムーブメント:534P自社製自動巻ムーブメント
価格:¥16,632,000(税込)

まとめ:春先の装いに、あえて強い時計を置く

後編で紹介したモデルは、どれもかなり個性が強い時計です。

リシャール・ミルは機械美。
ガガミラノは大胆な存在感。
クストスは非日常のラグジュアリー。
ピアジェは品のあるジュエリー感。

ダイヤモンドウォッチといっても、選び方はひとつではありません。王道を選ぶのもいいし、あえて攻めた一本を選ぶのも面白い。

春先の装いは、軽い。
だからこそ、手元に強さを置く。

その一本があるだけで、いつもの服が少し違って見えます。時計選びには、そんな楽しさがあるのです。

WARDROBE LAB編集部のひとこと

今回の後編は、かなり“濃い”時計が揃いました。正直、誰にでもおすすめできる時計ではありません。

ただ、だからこそ面白い。ファッションも時計も、最後は自分の気分を上げられるかどうか。手元を見るたびに少し気分が上がるなら、それはもう立派な名品です。

春先の装いに強い時計を合わせるなら、服はシンプルに。時計の個性を逃がす余白を作ると、やりすぎ感が出にくくなります。

この記事の担当

H.Nakamura

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