お洒落な人ほど、海外ブランドだけでなく日本のドメスティックブランドをよく見ています。理由はシンプルで、素材、シルエット、縫製、空気感のバランスが、日本人の体型や日常に自然になじみやすいからです。
特に30代・40代のメンズファッションでは、ロゴや派手なデザインで主張するよりも、着たときの雰囲気や素材の良さで差が出ます。
本記事は情報量が多いため、前編・後編の2本に分けて紹介します。前編では、ATON、AURALEE、MARKAWARE、HAVERSACK、visvimの5ブランドをピックアップします。
- 大人の男性におすすめしたい日本のドメスティックブランド
- ATON、AURALEE、MARKAWARE、HAVERSACK、visvimの魅力
- 30代・40代男性が取り入れやすいブランド選び
- 長く着られる大人のワードローブ作りのヒント
- ドメスティックブランドが大人のメンズファッションにおすすめな理由
- ATON / エイトン
- AURALEE / オーラリー
- MARKAWARE / マーカウェア
- HAVERSACK / ハバーサック
- visvim / ヴィズヴィム
ドメスティックブランドが大人のメンズファッションにおすすめな理由
ドメスティックブランドとは、日本発のファッションブランドのこと。 ただし、単に日本で作られているブランドというだけではありません。 日本独自の感性、素材へのこだわり、繊細なパターン設計、日常に寄り添うリアルな着心地が反映されているブランドが多いのが特徴です。
海外ブランドのようなわかりやすい華やかさとは違い、ドメスティックブランドは一見するとシンプルに見えるものも少なくありません。 しかし、実際に袖を通すと、シルエットの美しさや生地の表情、着たときの空気感で違いがわかります。
「普通の服に見えるのに、なぜか洒落て見える」。 その感覚こそ、日本のドメスティックブランドが大人の男性に支持される理由です。
ATON|普通に見えて、普通ではない大人のスタンダード
ATONは、ベーシックな服を探しているけれど、普通のブランドでは物足りなくなってきた人におすすめしたいドメスティックブランドです。 一見シンプルですが、素材の表情、落ち感、シルエットの作り方に独特の上品さがあります。
魅力は、着心地が良いのにツヤっぽく、カチッとしているのに軽いところ。 Tシャツ、シャツ、スウェット、コートといった日常的なアイテムであっても、ATONを通すことで“今っぽい大人の服”に見えてきます。
トレンドのシルエットをうまく踏襲しながらも、過度に流行へ寄せすぎないため、長く着やすいのもポイント。 自分のスタイルをある程度確立した大人が着ると、さりげなく雰囲気が出ます。
「ロゴではなく、素材とシルエットでお洒落に見せたい」という男性には、まずチェックしてほしいブランドです。
AURALEE|お洒落メンズを目指すなら必ず見たいブランド
AURALEEは、今の日本のメンズファッションを語るうえで外せないドメスティックブランドです。 お洒落なメンズを目指すなら、必ず一度はチェックしておきたい存在と言ってもいいでしょう。
AURALEEの魅力は、素材への圧倒的なこだわりにあります。 派手なデザインで見せるのではなく、生地の質感、色のニュアンス、カッティングの美しさで服の完成度を高めているブランドです。
シルエットはリラックス感がありながら、だらしなく見えない。 ニット、シャツ、コート、パンツのどれを取っても、着る人の個性に自然と寄り添ってくれます。
30代・40代の男性が取り入れるなら、まずはニット、シャツ、コートがおすすめ。 シンプルなコーディネートでも、一点入れるだけで全体が洗練されて見えます。
MARKAWARE|サステナブルな素材と日本の技術が生む大人服
MARKAWAREは、素材選びから服作りまで真摯な姿勢が感じられるドメスティックブランドです。 デザイナーが世界中を巡り、サステナブルな天然原料を探すところからものづくりが始まります。
日本の優れた縫製技術や加工技術と組み合わせることで、シンプルながらも存在感のある大人のガーメントに仕上げているのが特徴です。 コートやシャツ、パンツなど、日常で使えるアイテムにこそブランドの良さが出ます。
MARKAWAREは、流行を強く追うというよりも、日々の装いを少しずつ上質にしてくれるブランド。 ワードローブの軸になる服を探している男性に向いています。
marka|より日常に取り入れやすいメイド・イン・ジャパン
同じく展開されるmarkaは、メイド・イン・ジャパンの精神を大切にしながら、より日常に取り入れやすいメンズウェアを提案しています。 素材づくりから縫製、加工まで日本国内で行う姿勢があり、職人的なディテールとモダンな雰囲気が共存しています。
HAVERSACK|ヴィンテージを現代的に着るためのブランド
HAVERSACKは、ミリタリー、ワーク、ユニフォーム、テーラードといった普遍的な洋服を、現代的なバランスへアップデートしているブランドです。 テーマはヴィンテージモダン。
ただ古い服を再現するのではなく、現代の生活に合うシルエットや着心地へ落とし込んでいるのが魅力です。 ジャケット、シャツ、パンツのどれにも、どこかクラシックで知的な空気があります。
HAVERSACKの服は、着る人の個性を邪魔しません。 むしろ、着る人の経験や感性によって完成するような余白があります。 古着やユーロワークが好きだけれど、大人っぽく上品に着たい人には特におすすめです。
HAVERSACK ATTIRE / H.S.equipmentにも注目
HAVERSACK ATTIREは、日常の中で優雅に振る舞うためのエレガンスを感じさせるライン。 一方、H.S.equipmentは、道具のように長く使えるワークウェアの要素が魅力です。
10年、20年と愛せる服を探している人にとって、HAVERSACKはかなり頼れる選択肢になるはずです。
visvim|クラフトとカルチャーを纏う唯一無二の存在
visvimは、ドメスティックブランドの中でも特に独自の世界観を持つブランドです。 洋服、靴、バッグなどを通して、クラフト、文化、職人技、素材の魅力を現代的に表現しています。
特徴は、単に見た目が格好いいだけではなく、ものづくりの背景まで含めて服に深みがあるところ。 古くから受け継がれてきた技術や素材を、現代のファッションとして成立させている点にブランドの強さがあります。
価格帯は決して安くありませんが、服好きにとっては一度は通るブランドとも言える存在。 スニーカーやブーツ、デニム、ジャケットなど、使い込むほどに雰囲気が増すアイテムが多いのも魅力です。
流行よりも、自分らしさや経年変化を楽しみたい男性に向いています。
前編まとめ|まず見るべきは、素材・シルエット・背景があるブランド
前編では、ATON、AURALEE、MARKAWARE、HAVERSACK、visvimの5ブランドを紹介しました。
どのブランドにも共通しているのは、派手なロゴや一過性のトレンドではなく、素材、シルエット、背景のあるものづくりで魅せていることです。
シンプルで上質な服を探すならATONやAURALEE、長く着られる大人服を選ぶならMARKAWAREやHAVERSACK、クラフトやカルチャーまで楽しみたいならvisvimがおすすめです。
後編では、sacai、doublet、kolor、COMOLI、MASUを紹介します。よりモード感や個性を出したい人、次世代の日本ブランドをチェックしたい人は後編もあわせて確認してみてください。







































































































