SLACKS GUIDE
スタイリストが選ぶ、大人メンズにおすすめのスラックス3選。giabs archivio、BERWICH、ROTA
スラックスは、大人のワードローブにおいて最も頼れるボトムスです。
ジャケットに合わせれば品よくまとまり、ニットやカットソーに合わせればカジュアルな装いを一段引き上げてくれる。デニムやチノよりもきれいで、スーツの組下よりも自由。そんな絶妙な立ち位置にあるからこそ、一本選ぶだけで日常の着こなしは大きく変わります。
今回は、WARDROBE LABのスタイリストが、実際のコーディネート提案や大人の着こなし目線でおすすめしたいスラックスを3本ピックアップ。
単にブランドの知名度やトレンド感だけで選ぶのではなく、シルエットの美しさ、穿き心地、着回しやすさ、そして日常の装いに取り入れやすいかどうかを基準に選びました。
快適さ、品の良さ、仕立ての美しさ。大人がスラックスを選ぶうえで大切にしたいポイントを押さえた、giabs archivio、BERWICH、ROTAの3本を紹介します。
スタイリスト目線で選ぶ、スラックスの基準
大人のスラックス選びで大切なのは、単に「きれいに見えるか」だけではありません。
実際に日常で穿けるか。手持ちのトップスや靴に合わせやすいか。ジャケットを羽織ったときに品よく見えるか。そして、カットソーやニットに合わせても堅苦しく見えすぎないか。
スタイリスト目線で見ると、スラックスは“単品で美しいパンツ”であると同時に、“スタイリング全体を整えるための土台”でもあります。
今回選んだ3本は、どれも大人の装いに馴染みやすく、それぞれ異なる魅力を持っています。
giabs archivioは、きれいめとイージーを両立する万能型。
BERWICHは、抜け感とシャープさを楽しめる現代型。
ROTAは、仕立ての美しさで装いを格上げする本格派です。
giabs archivio|きれいめとイージーを両立する一本
スラックスらしい品の良さと、イージーパンツのような穿きやすさを両立するgiabs archivio。
スタイリスト目線で選ぶ、きれいめとイージーを両立する一本
まず選びたいのが、giabs archivioのスラックス。
編集部、というよりスタイリスト目線で見ても、このブランドは非常に使いやすい存在です。
スラックスらしい品の良さがありながら、ウエストまわりや素材感にはリラックス感がある。つまり、きれいめな印象を保ちながら、着る人に無理をさせない一本です。
コーディネートを組む際にも、ジャケット、ニット、シャツ、カットソーと幅広く合わせやすく、足元も革靴からスニーカーまで対応しやすい。
スタイリングの振り幅が広いので、一本持っていると着こなしの軸になってくれます。
特に、大人の男性がスラックスに求める「清潔感」「快適さ」「汎用性」を一度に満たしてくれるのが魅力。
オンオフを分けすぎず、日常の中で自然に穿けるスラックスとしておすすめできます。
スタイリストコメント
giabs archivioは、スラックスに苦手意識がある人にも提案しやすいブランドです。堅すぎず、でもカジュアルパンツより確実に品がある。朝、何を穿くか迷ったときに自然と手が伸びるタイプの一本です。
BERWICH|スタイリングに抜け感を出せる現代的なテーパードスラックス
リラックス感のある穿き心地と、イタリアブランドらしい洒落感を併せ持つBERWICH。
H DUE|スタイリングに抜け感を出せる一本
2本目は、BERWICHのH DUE。
BERWICHの魅力は、リラックス感のある穿き心地と、イタリアブランドらしい洒落感のバランスにあります。
スタイリスト目線で見ると、きれいめな装いに少し抜け感を出したいときに使いやすい一本です。
スラックスでありながら堅苦しく見えすぎず、カットソーやブルゾンと合わせても自然にまとまる。
もちろんジャケットを羽織れば、ほどよく力の抜けた大人のきれいめスタイルにも仕上がります。
ラクに穿けるパンツは数多くありますが、BERWICHは見た目がラフに寄りすぎないのがポイント。
穿き心地の快適さを備えつつ、スタイリング全体を大人っぽく見せてくれる一本です。
スタイリストコメント
BERWICHは、いわゆる“楽パン”で終わらないところが魅力です。ラクさを前面に出すのではなく、あくまで見た目はシャープ。移動が多い日や長時間座る日にも選びたくなるスラックスです。
ROTA|仕立ての美しさで装いを格上げする本格派スラックス
クラシックで本格的な仕立ての美しさを楽しめるROTA。ジャケットスタイルの完成度を高めてくれる一本。
仕立ての美しさで選ぶ、本格派スラックス
3本目は、ROTAのスラックス。
ROTAは、スタイリストとしても特に“見え方”を重視したいときに選びたくなるブランドです。
パンツそのもののシルエットが美しく、ジャケットスタイルに合わせたときの完成度が高い。
まさに、大人の装いをきちんと整えてくれる一本です。
今回のフランネルスラックスは、素材感にも品があり、秋冬のジャケットやニットとの相性も抜群。
穿くだけでスタイリング全体に落ち着きと上質感が生まれます。
giabs archivioやBERWICHが日常使いしやすい現代的なスラックスだとすれば、ROTAはよりクラシックで本格的。
シャツ、ニット、ジャケット、革靴と合わせて、大人らしい装いを楽しみたい一本です。
スタイリストコメント
ROTAは、パンツそのものの美しさで選ぶブランドです。トレンドに寄りすぎず、長く穿ける一本が欲しい人に向いています。ワードローブに一本あると、ジャケットスタイルの完成度が確実に上がります。
まとめ:スタイリスト目線で選ぶなら、スラックスは“どう着るか”で選びたい
今回選んだ3本は、どれも大人の装いにふさわしいスラックスですが、それぞれ得意なシーンが異なります。
giabs archivioは、オンオフ兼用で使いやすい万能型。
BERWICHは、快適さと都会的な見え方を両立する現代型。
ROTAは、仕立ての美しさとクラシックな品格で選ぶ本格派です。
スタイリスト目線でスラックスを選ぶときに大切なのは、単に「高級感があるか」「流行っているか」ではなく、実際にどう着回せるか、手持ちの服にどう馴染むか、そして穿いたときにその人の印象をどう整えてくれるか。
スラックスは、ただきれいに見せるためだけの服ではありません。自分の生活やスタイルに合った一本を選べば、毎日の着こなしを自然に整えてくれる頼れる存在になります。
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WARDROBE LAB編集部のひとこと
スラックスは、一本あるだけで服装の印象をかなり整えてくれるアイテムです。
ただし、大人が選ぶなら“きれいに見える”だけでは少し物足りない。穿いていてラクか、手持ちの服に馴染むか、カジュアルにもきれいめにも振れるか。このあたりまで見て選ぶと、出番の多い一本になりやすいと思います。
今回の3ブランドは、どれも方向性が違うのが面白いところ。giabs archivioは毎日使いやすく、BERWICHは少し洒落た抜け感が出る。ROTAは、ジャケットスタイルをきちんと仕上げたい日に頼れる一本です。
まずは自分の生活に一番近い一本から選んでみるのが良さそうです。