大人のリュック。ビジネスでも浮かないもの

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BACKPACK

大人のリュック。ビジネスでも浮かないもの

両手が空くのは、それだけで価値があります。

ただ、リュックは形も素材も学生向けのものが多く、そのまま仕事に持っていくと浮きます。ジャケットの上に背負った瞬間、装いが崩れることもある。

今回は、大人が仕事でも使えるリュックの選び方を整理します。

リュックが子供っぽく見える3つの原因

まず、色と素材。明るいナイロンや、大きなロゴが入ったものは、それだけでカジュアルに寄ります。

次に、形。丸みが強く、上に向かって膨らむ形はアウトドア寄りです。仕事の場では、四角く自立するものが収まります。

最後に、ストラップ。太くクッションの厚いショルダーは登山用の設計で、スーツやジャケットの肩に乗せると違和感が出ます。

この3つを外すだけで、リュックは「大人の鞄」になります。

1|形。四角く、自立するもの

ビジネスで使うなら、スクエア型(ボックス型)が基本です。

底にマチがあり、置いたときに自立する。これができると、床や椅子に置いたときに崩れず、書類も曲がりません。

厚みは、13〜18cm程度。薄すぎるとノートPCと書類で限界が来て、厚すぎると背中で膨らみます。

開き方も見てください。上部だけが開く巾着型は、荷物の出し入れがしにくい。前面が大きく開くタイプか、上部が広く開くタイプのほうが実用的です。

背面にキャリーバッグのハンドルを通せるスリットがあると、出張で効きます。

形で見る3点

  • 自立するか 床に置いて倒れないこと。
  • PC収納の位置 背中側にあり、底から浮いているものが安全。
  • 外ポケットの数 多すぎると膨らむ。前面に1〜2個で足りる。

この3点を、寸法で満たしているものを一つ挙げておきます。

master-piece PROGRESS バックパック 02401
MASTER-PIECE

PROGRESS バックパック 02401

W280×H420×D140mm。マチ14cmは上の目安のちょうど中ほどで、底鋲が付くので置いても倒れません。ナイロンツイルに革のパーツ。14L、A4とMacBook Pro 13インチ。

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2|素材。ナイロンか、革か

高密度のナイロンは、軽く、雨に強く、型崩れしにくい。毎日使うなら、これがいちばん現実的です。

選ぶなら、光沢の少ないマットな織り。テカりのあるナイロンはスポーティに見えます。バリスティックナイロンやコーデュラのような、しっかりした織りのものが向きます。

革は、きちんと見える代わりに重い。革のリュックは、それだけで1.5kgを超えるものもあります。荷物を入れると肩に来ます。

折衷案として、ナイロン本体に革のパーツを使ったものがあります。軽さときちんと感を両立でき、大人には扱いやすい。

色は黒、ネイビー、チャコール。グレーも使えますが、汚れが目立ちます。

織りの違いは、言葉より現物で見たほうが早い。代表的な2本を挙げておきます。

TUMI ALPHA BRAVO ナヴィゲーション バックパック
TUMI

ALPHA BRAVO ナヴィゲーション バックパック

バリスティックナイロンの代表格。40.5×35.5×18.5cm、約1,300g。背面に15インチまでのPCコンパートメント。マチは上の目安をわずかに超えます。

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master-piece POTENTIAL ver.3 3WAY バックパック 01740-v3
MASTER-PIECE

POTENTIAL ver.3 3WAY バックパック 01740-v3

コーデュラ バリスティック420dに防水レザー。ナイロンと革の折衷はこの形です。ただしW320×H525×D130mm・約1,820gと大きく、通勤より出張向き。

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3|ストラップと背負い方

ショルダーストラップは、細めで、クッションが厚すぎないもの。厚いパッドは登山用の設計で、ジャケットの肩に段差をつくります。

幅は4〜5cm程度が目安。それ以上太いと、スーツの上では目立ちます。

長さの調整も重要です。背負ったときにリュックの底が腰骨のあたりに来るくらい。だらんと下げると、途端に学生風になります。

チェストストラップ(胸で留めるベルト)が付いているものは、取り外せるかどうかを確認してください。留めたままだと、街ではかなり目立ちます。

そして、混雑した電車では前に抱えること。これは装いの問題ではなく、周囲への配慮です。

背負い方の3点

  • 底は腰骨の高さに 下げすぎると子供っぽく見える。
  • チェストストラップは外す 街では不要。
  • 荷物を入れすぎない パンパンに膨らむと形が崩れる。

手入れは、汚れを溜めないこと

ナイロンは、固く絞った布で拭くだけで大半の汚れが落ちます。底の角は擦れやすいので、ここだけこまめに。

革のパーツは、乾拭きと、たまに少量のクリーム。金具は柔らかい布で磨けば曇りが取れます。

雨に濡れたら、中身を出して、口を開けて陰干し。濡れたまま置くと内側にカビが出ます。

ファスナーが渋くなったら、無理に引かずロウを塗る。無理に動かすと歯が歪みます。

まとめ:黒のスクエア、マットなナイロン、細いストラップ

ビジネスで使うなら、自立するスクエア型。素材は光沢の少ないナイロン、色は黒かネイビー。

ストラップは細めで、背負ったときの底の位置は腰骨。この条件で選べば、ジャケットの上でも浮きません。

リュックが子供っぽく見えるのは、リュックだからではなく、形と背負い方が学生のままだからです。

WARDROBE LAB編集部のひとこと

リュックを買うときは、必ず普段の荷物を入れて背負ってみてください。

空の状態ではどれもきれいに見えます。ノートPCと書類と傘を入れた瞬間に形が崩れるものは、毎日使うと後悔します。


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※掲載している情報は記事公開時点のものです。

WRITTEN BY

WARDROBE LAB編集部

WARDROBE LAB / Editorial Team

30代・40代・50代のメンズファッションをわかりやすく・丁寧に伝えるメディア「WARDROBE LAB」の編集チームです。

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