Apple Watchに、継ぎ目のない一枚を。DOUBLE PIPINGというステンレスバンド

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Apple Watchに、継ぎ目のない一枚を。DOUBLE PIPINGというステンレスバンド

Apple Watchは、機能性に優れた時計です。ただ、機能の完成度と、腕元の見え方は、また別の話。

というのも、ジャケットの袖口からのぞいたときに、そこだけ素材感が浮く。時計というより、小さな機器がベルトで留められているように見える。心当たりのある方は、少なくないと思います。

その印象は、バンドを替えることで変わるかもしれません。純正のスポーツバンドはよくできていますが、その質感が、ジャケットの装いには少しカジュアルに感じられることもあります。

今回取り上げるDOUBLE PIPING(ダブルパイピング)は、腕元の印象を、素材と形から見直す日本のブランドです。ステンレスの無垢材を、継ぎ目のないひと続きの形に成型する。そのシンプルな形が、このブランドの特徴です。

Apple Watchは、バンドで顔が変わる

時計の印象は、文字盤だけでなくバンドによっても大きく変わります。これは機械式時計でも同じです。同じケースでも、革を合わせれば柔らかく落ち着いた印象に、金属を合わせれば硬質な印象になる。手首を囲むバンドは、腕元の見え方を左右する大切な部分です。

Apple Watchでも、バンドによる印象の違いを楽しめます。ケースの形がシンプルなぶん、組み合わせるバンドの素材や仕上げが引き立ちます。年齢を重ねてApple Watchの装いに物足りなさを感じているなら、バンドを見直してみるのも一つの方法。

替えるときは、色や形に加えて素材にも目を向けてみる。そこから、自分の装いに合う一本が見えてきます。Apple Watchの印象は、バンドでも変わります。

素材から、腕元を見直してみるのもおしゃれを楽しむ一つの手法です。

継ぎ目がない、という一点

写真を見て最初に気づくのは、おそらく継ぎ目のなさです。

コマを連結するタイプの金属バンドは、小さなコマをピンでつないで作られています。だから手首の丸みに沿って曲がりますし、コマを抜けば長さも詰められる。よくできた仕組みですが、見た目にも特徴があります。コマの境目には必ず線が入り、光が当たったときに、そこで反射が途切れてしまう。

DOUBLE PIPINGは、異なる構造を採用しています。ブランドの説明によれば「継ぎ目のない一体成型」で、コマをつなぐ構造を持ちません。ひと続きの金属が、手首を囲む形になります。

素材に使っているのは、ステンレスの一種であるSUS304。ブランドの説明では、厚さ2mmの無垢材を一体成型し、継ぎ目のない形に仕上げています。

そうして出来上がるのは、時計バンドというよりバングルに近い佇まいです。腕時計に付属する部品ではなく、金属のアクセサリーの上にApple Watchが乗っている。写真を見比べていると、だんだんそう見えてきます。

このあたりの質感は、文章より映像のほうが早いかもしれません。ブランドの公式チャンネルに紹介動画があります。

DOUBLE PIPING公式チャンネルの紹介動画

外すときに、道具がいりません

ここまで読んで、気になった方がいるかもしれません。ひと続きのバンドを、どうやって着脱するのか。

バンドの片側には、Apple Watch用の取り付けアダプターが備わっています。もう一方は、バンドの端にある溝をバネ棒に引っ掛けて固定する仕組みです。ブランドによれば、工具を使わずに着脱できます。

装着するときは、溝とバネ棒が正しくかみ合い、しっかり固定されていることを確認します。

金属バンドを選ぶときには、サイズの合わせ方や日々の着脱も気になるところです。DOUBLE PIPINGは、独自の構造で着脱の手間を軽減しています。ただし、工具不要の着脱とサイズ選びは別の話。購入時には、手首に合うサイズを確認する必要があります。

手順は、写真で追ったほうが早いはず。

  • バンドの片側にはApple Watch用の取り付けアダプターが付いています。

  • 純正のApple Watch用の交換バンドと同じように、簡単に取り外しが可能です。

  • バンドの端にある溝をバネ棒に引っ掛けることで、バンドを固定します。

  • 装着後は、溝とバネ棒が正しくかみ合い、しっかり固定されていることを確認します。

横にスワイプすると、次の手順が見られます

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毎日の着脱を、もっとシンプルに。

工具を使わずに扱える構造です。

仕上げは4つ。価格と対応サイズ

選ぶときに決めることは、そう多くありません。仕上げと幅とサイズ、この3つだけです。

まずは仕上げから見ていきます。4種類あり、価格は仕上げによって変わります。

仕上げ4種と価格(すべて税込)

  • 鏡面(シルバー) 18,700円。光沢のあるステンレス。ドレス寄りの見え方になる。サイズはXS・S・M・L。
  • ヘアライン(シルバー) 18,700円。光沢を抑えた仕上げ。落ち着いた印象を楽しめる。サイズはXS・S・M・L。
  • シャイン ブラック 24,200円。チタンコーティングによる光沢のある黒。サイズはS・M・L。
  • マット ブラック 24,200円。同じくチタンコーティングの、光沢のない黒。サイズはS・M・L。

価格・サイズ展開は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

バンド幅は20mmと22mmの2種類。使用するApple Watchに対応するものを選びます。購入前にシリーズ名とケースサイズを確認し、公式サイトの商品情報と照合してください。特に42mm表記のモデルは、世代を含めた対応確認が必要です。

対応するバンド幅と手首に合うサイズを確認したら、好みの仕上げを選びます。華やかさを添えたいなら鏡面。落ち着いたシルバーの表情を楽しみたいならヘアライン。黒の光沢を生かしたいならシャイン ブラック。ツヤを抑えた印象を好むならマット ブラックが候補になります。

横にスワイプすると、ほかのカットが見られます

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DOUBLE PIPING

Apple Watchモデル(鏡面/ヘアライン/シャイン ブラック/マット ブラック)

厚さ2mmのSUS304ステンレス無垢材を一体成型。日本製・オールハンドメイド。18,700円〜(税込)。

公式サイトで見る

作っているのは、家具を見てきたデザイナー

なぜ、わざわざこんな作り方をするのか。ブランドの成り立ちを知ると、腑に落ちる部分があります。

DOUBLE PIPINGが始まったのは2013年。シューズブランドから派生したインテリアショップとしてのスタートでした。扱っていたのは1960〜70年代、ミッドセンチュリーのチェアや照明です。「身近な上質」をテーマに、一点ものの家具を提案していました。

そこから軸足を、時計ベルトへと移します。デザインを手がけるサカイ ダイスケ氏は、映像関連の仕事や、アンティーク家具の輸入・販売、買い付けを経験してきた人物です。

2026年6月には、ブランドサイトをリニューアルして本格的に再始動しました。掲げている考え方は明快です。大量生産・大量消費の製品があふれる時代だからこそ、何十年も使えるものを届けたい。

半世紀前の家具が現役で使われている光景を、ずっと見てきた人がいる。その人が、同じものさしで金属バンドを作る。そう考えると、この形の理由がわかります。流行に左右されにくそうなシンプルな形にも、その考え方が表れているように感じます。

ブランドの考え方や全ラインアップは、DOUBLE PIPING公式サイトで見られます。

まとめ:Apple Watchを、装いの一部に

DOUBLE PIPINGの特徴は、ひと続きの金属が生み出すシンプルな形です。ブランドの説明によれば、厚さ2mmのSUS304ステンレス無垢材を一体成型し、日本で一点ずつ手作業で仕上げています。

仕上げは鏡面とヘアラインが18,700円、シャイン ブラックとマット ブラックが24,200円(いずれも税込)。バンド幅は20mmと22mmの2種類で、着脱に工具はいりません。対応モデルと手首に合うサイズは、購入前に公式サイトで確認してください。

まずは公式サイトの写真で、4種類の仕上げを見比べてみる。実物では、光沢や質感の違いにも注目したいところです。

Apple Watchのスポーティーな印象を変えたいなら、バンドの素材を見直すのも一つの方法です。腕元まで服の一部として考えると、いつもの時計に新しい選択肢が生まれます。

DOUBLE PIPING公式サイトを見る

仕上げ4種の詳細・サイズ・購入方法は公式サイトへ

WARDROBE LAB編集部のひとこと

編集部で話題になったのは、このバンドが時計のパーツに見えない、という点でした。

DOUBLE PIPINGには、一般的な金属バンドのようなコマの連なりがなく、バングルを思わせるすっきりとした形があります。写真からは、Apple Watchのバンドでありながら、金属のアクセサリーとしても楽しめそうな印象を受けました。

ミッドセンチュリーの家具から始まったブランドだと知って、ようやく腑に落ちました。長く使うことを見据えたものには、椅子にもベルトにも、どこか落ち着いた佇まいがある。このバンドのシンプルな形にも、そんな姿勢を感じます。

実物をお借りできることになっています。着用したときの重さや肌当たり、袖口への収まりについては、あらためてお届けします。


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※掲載している商品情報・価格・在庫状況は記事公開時点の情報です。最新情報は各公式サイト・販売サイトにてご確認ください。
※画像・商品情報は、各ブランド・公式サイト・販売サイトの公開情報を参照しています。

WRITTEN BY

WARDROBE LAB編集部

WARDROBE LAB / Editorial Team

30代・40代・50代のメンズファッションをわかりやすく・丁寧に伝えるメディア「WARDROBE LAB」の編集チームです。

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