ジャケットにも、デニムにも。大人のローファー5選

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LOAFERS

ジャケットにも、デニムにも。大人のローファー5選

ローファーは、学生の靴。あるいは、夏に素足で履く靴。そう思っていると、秋冬に出番がなくなります。

ただ、ローファーはもともと、紐靴ほどかしこまらず、スニーカーほど崩れない、ちょうど間の靴です。冬に厚手の靴下と合わせると、夏とは別の顔になる。ウールのスラックスにも、濃いデニムにも、同じ一足で合わせられます。

合わせられるかどうかを決めるのは、革の質感と、底と、甲の飾りです。光る革に薄い革底ならジャケット寄り、オイルの革にぽってりした形ならデニム寄り。その間で、自分の服にいちばん近い一足を選べばいい。

40代の足元に置きたいローファーを、5足選びました。

選ぶ前に。見るのは革、底、甲の飾り

ローファーは紐がないぶん、甲と踵で足を留めています。だから、サイズが合っていないと踵が抜け、歩くたびにパカパカと鳴ります。

そのうえで、どの服に合わせるかを考えます。ジャケットとデニムのどちらにも合わせたいなら、真ん中にある一足を選ぶのが近道です。

ローファーは、紐靴とスニーカーの間にある靴です。

どちらに寄せるかは、革と底と甲の飾りで決まります。

ローファーを選ぶときの3点

  • 革の質感 光沢のある表革はジャケットに、オイルを含ませた革やスエードはデニムやニットに寄る。冬は起毛したスエードも季節に合う。
  • 底 革底は薄く見えてきれいだが、濡れた路面では滑りやすい。ラバーの底は冬の雨にも強く、普段履きにしやすい。
  • 甲の飾り コインを挟む切り込みの入ったペニーローファーが基本。甲の革を太く巻いたビーフロールは、素朴でカジュアルに見える。

今回の5足は、アメリカの定番から始めて、日本、イタリアと順に見ていきます。

1|G.H.BASS。ペニーローファーの、原点の形

G.H.BASS LOGAN ペニーローファー ワイン(1/4)1 / 4
G.H.BASS LOGAN ペニーローファー ワイン(2/4)2 / 4
G.H.BASS LOGAN ペニーローファー ワイン(3/4)3 / 4
G.H.BASS LOGAN ペニーローファー ワイン(4/4)4 / 4

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ペニーローファーの形を一足で知るなら、G.H.バスです。アイビースタイルに欠かせない定番として知られるブランドで、ウィージャンズの名で呼ばれるローファーを作ってきました。

LOGAN(ローガン)は、ライニング(内張り)を省いたアッパーのペニーローファー。表面には光沢があってきちんと見えますが、内張りがないぶん、履き心地は柔らかい。底は革です。

色はワイン。黒ほど硬くなく、茶ほど砕けない色で、グレーのスラックスにも濃紺のデニムにも合います。冬は、チャコールやボルドーの靴下で色をつなげると落ち着きます。

注意点は幅です。販売店によれば、幅の狭い作り。足囲がEの人は、足の実寸より0.5cmほど大きめが合うことが多いとしています。リンク先は記事作成時点でUS9.0が1点だけです。

2|REGAL。オイルレザーとラバーで、冬に履く

REGAL 22HL ローファー ワイン(1/4)1 / 4
REGAL 22HL ローファー ワイン(2/4)2 / 4
REGAL 22HL ローファー ワイン(3/4)3 / 4
REGAL 22HL ローファー ワイン(4/4)4 / 4

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冬の雨の日にも、気にせずローファーを履きたい。それなら、リーガルの22HLです。

アッパーは肉厚のオイルレザー。油分を含ませた革で、表面に落ち着いた艶があり、履くほどに色が深くなっていきます。底は、滑りにくく減りにくいハイブリッドラバーソール。ヒールは約3cmです。

製法はグッドイヤーウエルト式で、ヒールもソールも交換できます。日本製で、ワイズはEE。底を替えながら、何年も履き続けることを前提にした作りです。

色はワイン。オイルレザーのワインは、表革の光るワインよりカジュアル寄りで、デニムやコーデュロイに合います。価格は、2026年10月14日から34,100円が37,400円に改定されると販売ページに書かれています。

3|SEBAGO。ビーフロールで、デニムに寄せる

SEBAGO CLASSIC DAN ビーフロールローファー ブラウン(1/4)1 / 4
SEBAGO CLASSIC DAN ビーフロールローファー ブラウン(2/4)2 / 4
SEBAGO CLASSIC DAN ビーフロールローファー ブラウン(3/4)3 / 4
SEBAGO CLASSIC DAN ビーフロールローファー ブラウン(4/4)4 / 4

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デニムに合わせるローファーなら、セバゴのクラシックダンです。

セバゴは1946年、アメリカのメイン州で手縫いのローファーから始まったブランド。クラシックダンは、甲の両脇の革を太く巻いて縫い留めたビーフロールを、世界で初めて取り入れたとされるモデルです。

手縫いのステッチは素朴で、ノーズ(つま先)はややぽってりしている。この丸みが、ジャケットよりもデニムやチノパン、カーゴパンツに合います。アッパーもライニングも革で、底は革とラバーの組み合わせです。

ワイズはレギュラー。サイズはインチ表記で、同じインチでもセンチ換算の表記が商品ごとに違うため、インチを基準に選ぶよう販売店は勧めています。ブラックは全サイズ売り切れで、ブラウンも残りは8.5〜10inchの数点です(記事作成時点)。

4|FERRANTE。ネイビーのスエードを、ナポリから

FERRANTE ISEO スエード ローファー ネイビー(1/4)1 / 4
FERRANTE ISEO スエード ローファー ネイビー(2/4)2 / 4
FERRANTE ISEO スエード ローファー ネイビー(3/4)3 / 4
FERRANTE ISEO スエード ローファー ネイビー(4/4)4 / 4

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ジャケットにもデニムにも、の真ん中にいちばん近いのが、フェランテのスエードです。

フェランテは1875年、靴職人ルイジ・フェランテがイタリアのナポリに開いた工房から始まりました。いまもナポリの自社工場で、革の裁断から縫製、ヒールの仕上げまで、ほとんどの工程を手作業で行っています。

ISEO(イセオ)は、ほどよく丸みのあるラウンドトゥのローファー。シャープに見えて幅には余裕があります。アッパーは毛並みのよいカウスエード、底はヴィブラム社のガムライトソール。ゴムとスポンジの中間のような質感で、軽く柔らかく、滑りにくい。

ネイビーのスエードは、黒より柔らかく、茶より都会的です。グレーのスラックスにも、色の落ちたデニムにも合う。ただし5足のなかで最も高く、ネイビーは記事作成時点で8.5の1点だけです。

5|倭イズム。奈良の工場の、軽いマッケイ

倭イズム YAP700 本革ローファー(1/2)1 / 2
倭イズム YAP700 本革ローファー(2/2)2 / 2

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最初のローファーに、そこまでお金はかけられない。そういう人には、倭イズム(YAMATOism)のYAP700です。

倭イズムは、奈良の靴工場で作られる国産の革靴ブランド。70年以上の歴史を持つメーカーの自社工場で作られています。製法はマッケイ。アッパーと底を直接縫い合わせる作りで、曲がりやすく、足に馴染むのが早い。重さは26cmの片足で約390gです。

ダークブラウンとワインは、職人が手で色をのせるパティーヌ仕上げ。一足ごとに色の濃淡が少しずつ違います。ワイズは3Eで、ややタイトめの作りと販売店は書いています。

底は合成底です。革底のように張り替えて長く履く靴ではなく、気軽に履きつぶせる価格の一足として考えてください。サイズと色は、記事作成時点で揃っています。

冬にローファーを履くための3点

ローファーは、夏の靴と思われがちなぶん、冬の扱い方を知らずに傷めてしまうことがあります。夏の合わせ方は「スニーカーに頼らない夏。大人が履きたいローファーと着こなし方」で紹介しました。

濡れた日のあとと、靴下の選び方。この2つで、冬のローファーはずっと履きやすくなります。

冬の扱い方の3点

  • 靴下は厚さを揃える 夏に素足で合わせたサイズに、冬の厚い靴下を履くときつくなる。サイズを選ぶときは、冬に履く靴下で試す。
  • 濡れたら陰干し 雨に濡れたら新聞紙を詰めて陰干しにする。熱で乾かすと、革が硬くなりひび割れる。
  • スエードはブラシで スエードは、履いたあとにブラシで毛並みを起こす。雨の前には防水スプレーをかけておく。

まとめ:革と底で、寄せる先を決める

ペニーローファーの原点ならG.H.バスのLOGAN。冬の雨にも履くなら、オイルレザーとラバー底のリーガル22HL。デニムに寄せるならセバゴのクラシックダン。ジャケットとデニムの真ん中なら、フェランテのネイビースエード。最初の一足を手頃にするなら、倭イズム。

ローファーは夏だけの靴ではありません。冬は靴下ごと、ひとつの装いとして選んでください。

WARDROBE LAB編集部のひとこと

冬のローファーには、無地の厚手の靴下を合わせてください。

色は、パンツか靴のどちらかに揃える。グレーのスラックスならグレー、ワインの靴ならボルドー。足首で色が途切れないだけで、足が長く見えます。

白いスポーツソックスを合わせるのも一つの手ですが、それは40代には少し難しい選択です。


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※掲載している情報は記事公開時点のものです。価格・在庫・サイズ展開は変更となる場合があります。最新情報は各販売ページでご確認ください。

WRITTEN BY

WARDROBE LAB編集部

WARDROBE LAB / Editorial Team

30代・40代・50代のメンズファッションをわかりやすく・丁寧に伝えるメディア「WARDROBE LAB」の編集チームです。

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