首が詰まって見えるのは、選び方の問題。大人のタートルネック5選

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TURTLENECK

首が詰まって見えるのは、選び方の問題。大人のタートルネック5選

タートルネックは似合わない、と最初から避けている人がいます。首が短く見える、顔が大きく見える、苦しそうに見える、と。

ただ、その多くは体型の問題ではありません。首の高さと、生地の厚みの選び方の問題です。分厚い生地を、首いっぱいの高さで折り返す。これでは誰が着ても、首は詰まって見えます。

首元の高さを少し下げる。生地を薄くする。それだけで、タートルネックはぐっと着やすくなります。ジャケットの下に入れれば、ネクタイなしでも襟元が締まって見える。冬の大人には、便利な一枚です。

今回は、首の低いモックネックから、しっかり折り返す厚手のタートルまで、5枚を選びました。

選ぶ前に。見るのは首の高さ、生地の厚み、色

タートルネックの印象は、首まわりの面積で決まります。首を覆う部分が高く、厚いほど、顔の下に大きな塊ができる。その塊が、首を短く、顔を大きく見せます。

逆に言えば、首を覆う面積を減らせば、すっきり見える。慣れないうちは、首の低いものと、薄い生地から試すのが近道です。

首が詰まって見えるのは、首を覆う面積が大きすぎるからです。

高さと厚みを一段ずつ下げれば、似合わない人はほとんどいません。

タートルネックを選ぶときの3点

  • 首の高さ 首の半分ほどで止まるモックネックは、圧迫感が少なく、初めてでも着やすい。折り返すタートルネックは首が完全に隠れ、そのぶん防寒性が高い。
  • 生地の厚み 細い糸で細かく編んだハイゲージは、首まわりが薄く、ジャケットの下にも収まる。太い糸のローゲージは、一枚で着る主役になる。
  • 色 顔のすぐ下に来るので、色が顔色に直接響く。黒は顔まわりを締めるが、強く見えることもある。ネイビー、チャコール、ブラウンは、黒より柔らかく収まる。

今回の5枚は、首の高さも厚みもばらばらです。自分にとって何が「詰まって見える」原因なのかを考えながら、順に見てください。

1|GRAN SASSO。首を半分だけ覆う、イタリアのモックネック

GRAN SASSO モックネックニット LUPPETTO M/L 55155 DARKBROWN(1/3)1 / 3
GRAN SASSO モックネックニット LUPPETTO M/L 55155 DARKBROWN(2/3)2 / 3
GRAN SASSO モックネックニット LUPPETTO M/L 55155 DARKBROWN(3/3)3 / 3

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タートルネックに慣れていないなら、まずはモックネックから。グランサッソのLUPPETTOは、その入口にちょうどいい一枚です。

首の高さは、喉元を少し覆う程度。折り返さないので、首まわりに生地が重なりません。素材はバージンウール100%で、細かい畦編み(あぜあみ。表と裏の目を交互に並べた、少し凹凸のある編み方)。生地は薄めですが、しっかり暖かいと販売ページにあります。

ネックライン、袖口、裾はリブ編み。飾りはなく、ジャケットの下に入れてもシャツのように収まります。写真のダークブラウンは、黒より柔らかく、グレーのパンツにもデニムにも合わせやすい色です。

色はブラック、ネイビー、ダークブラウン、チャコールグレーなど10色以上。サイズは44から54まで。在庫が厚いのはブラックとダークブラウンの48・50です(記事作成時点)。

2|Harley of Scotland。継ぎ目のない、スコットランドの厚手

Harley of Scotland タートルネックセーター 24745 Charcoal(1/2)1 / 2
Harley of Scotland タートルネックセーター 24745 Charcoal(2/2)2 / 2

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反対に、首までしっかり覆う厚手のタートルが欲しいなら、ハーレー オブ スコットランドです。スコットランドで作られる、太い糸で編んだウールのタートルネックです。

素材はスーパーソフトウール100%。ざっくりとした太い糸で編まれていて、毛足がわずかに立った素朴な表情があります。首のリブは高く、折り返すと首がすっぽり隠れる。コートのいらない日に、一枚で主役になる厚さです。

特徴は、肩や脇に縫い目のないシームレスの編み立て。パーツを縫い合わせていないので、内側にごろつく縫い代がなく、上に羽織っても肩まわりがもたつきません。色は24色と多く、写真のチャコールのほか、ネイビーやクラレット、ベージュ系もそろいます。

厚手なので、ジャケットの下に入れるには向きません。また、販売ページのサイズ表記は34〜40で、メンズ・レディース兼用の扱いです。いちばん大きい40でも身幅49cmなので、手持ちのニットと実寸を比べてから選んでください。

3|MOONCASTLE。2万円以下の、日本製メリノ

MOONCASTLE エクストラファインメリノウール モックネックニット(1/3)1 / 3
MOONCASTLE エクストラファインメリノウール モックネックニット(2/3)2 / 3
MOONCASTLE エクストラファインメリノウール モックネックニット(3/3)3 / 3

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仕事の日に着回すなら、ムーンキャッスルのモックネックです。日本のニット工場が手がけるファクトリーブランドで、ビジネスシーンで使うことを前提に企画された一枚です。

素材は、オーストラリア産のエクストラファインメリノウール100%。繊維の太さは19.5ミクロンと細く、ウールの「チクチク」の原因になる太い毛が少ない。12ゲージの天竺編みで、滑らかな表面とほのかな光沢があります。

首はやや高めのモックネック。袖口と裾にはリブがあり、ジャケットを着ても袖が中で折れにくく、裾もタックインせずに腰に収まる。家庭で洗濯できるのも、毎日着るものとしては心強い点です。

色はネイビー、ブラック、チャコール、ダークグレーなど12色。これで14,850円という価格は、5枚のなかでいちばん手に取りやすい。日本製です。

4|Tagliatore。ジャケットの店が作る、細身のタートル

TAGLIATORE MILES タートルネックニット(1/2)1 / 2
TAGLIATORE MILES タートルネックニット(2/2)2 / 2

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ジャケットの下に入れるタートルなら、タリアトーレです。南イタリアのプーリア州で、テーラードの工場から生まれたブランド。自社のジャケットに合わせることを考えた、細身のニットです。

MILESは、バージンウール100%のハイゲージ。毛流れを揃えた糸で編んでいるため、ちくちくしにくく、うっすらと光沢があると販売ページにあります。折り返すタートルネックですが、生地が薄いので首まわりに厚みが出ません。

ボディはコンパクトで、販売店はいつものイタリアサイズと同じサイズを勧めています。目安は44がS、46がM、48がL。ジャケットの下で余らない身幅です。

価格は16,680円。ただしこの店では返品ができません。在庫は色・サイズごとに1〜3点で、写真のGREY BROWNとGREYのほか、WHITEやGREGEが残っていました(記事作成時点)。イタリア製です。

5|JOHN SMEDLEY。30ゲージの、いちばん薄いタートル

JOHN SMEDLEY CHERWELL タートルネックニット(1/3)1 / 3
JOHN SMEDLEY CHERWELL タートルネックニット(2/3)2 / 3
JOHN SMEDLEY CHERWELL タートルネックニット(3/3)3 / 3

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最後は、首が詰まって見えることへの、いちばん確実な答えです。

ジョンスメドレーのCHERWELL(チャーウェル)は、30ゲージで編んだエクストラファインメリノウールのタートルネック。30ゲージは、ニットとしては異例の細かさです。生地はシャツに近い薄さで、首を折り返しても、首まわりにほとんど厚みが出ません。

素材は、ニュージーランド産のメリノウール。英国の工場で洗いと撚糸に手をかけ、滑らかで、肌に沿う糸に仕上げています。STANDARD FITという、ほどよいゆとりのある型です。

薄いぶん、一枚で真冬の外に出る暖かさはありません。ジャケットやコートの下に着る前提の一枚です。写真のINDIGOは記事作成時点で在庫がなく、残っていたのはBLACK、SILVER、MIDNIGHT、SNOWWHITEなど。英国製です。

タートルネックを着るときの3つのコツ

同じ一枚でも、合わせ方で首の見え方は変わります。

上に重ねる服と、首の折り方。この2つを意識するだけで、印象はかなり変わります。

着こなしの3点

  • 上は襟の開いた服を テーラードジャケットやチェスターコートのように、Vの字に開いた襟を重ねると、首元に縦の線ができて首が長く見える。
  • 折り返しは浅めに タートルの折り返しを深くすると、首まわりの生地が増える。顎に触れない高さで止めると、すっきり見える。
  • 首を伸ばさない 脱ぐときに首を引っぱると、そこから伸びて戻らなくなる。裾から両手でたくし上げて脱ぎ、たたんでしまう。

まとめ:高さと厚みで選ぶ

初めてなら、首の低いグランサッソのモックネック。一枚で主役にするなら、ハーレー オブ スコットランドの厚手。仕事の日の着回しなら、日本製のムーンキャッスル。ジャケットの下に入れるなら、タリアトーレ。いちばん薄く着るなら、ジョンスメドレー。

首が詰まって見えるのは、首の長さのせいではありません。首を覆う生地の高さと厚みを、自分に合わせて選べば、タートルネックは冬の頼れる一枚になります。

ネクタイを締めない日が増えた今、首元を整える方法として、一枚持っておいて損はありません。

WARDROBE LAB編集部のひとこと

タートルネックを着るとき、首元に何か足したくなる人がいます。ネックレスを重ねたり、スカーフを巻いたり。

ただ、タートルネックはそれ自体が首元の飾りです。そこにもうひとつ足すと、顔のまわりが急に騒がしくなる。

首元は、ニット一枚で完結させてください。足すなら、手元の時計くらいで十分です。


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※掲載している情報は記事公開時点のものです。価格・在庫・サイズ展開は変更となる場合があります。最新情報は各販売ページでご確認ください。

WRITTEN BY

WARDROBE LAB編集部

WARDROBE LAB / Editorial Team

30代・40代・50代のメンズファッションをわかりやすく・丁寧に伝えるメディア「WARDROBE LAB」の編集チームです。

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